随分前にもした話の気がしますが、まあいいか。
マンガの方は読んでません。アニメだけ。
貧しい暮らしの中必死で支え合い生きている、そんな人々を襲って略奪と殺戮を繰り返す野盗たち。その前に突如現れた、こけしのような拳法使い。彼の名は拉麺男と書いてラーメンマン。彼はかつて幼い頃父のソーメンマンを、卑怯な手を使うコブラ党という一団に殺され、血の出るような稽古に耐え超人拳法を身に付けて、父の仇を討つために戻ってきたのだ。戦いの末見事父の仇を討ち、村人たちに見送られて立ち去る背に、同じく親を殺されて孤児になったシューマイという子供が、弟子にしてください!と叫んで付いていく。という第一話。なんとなく、父の仇を討つのは最終回にした方が良かったんでは、と思いました。その方が据わりがいいというか…でもまあいいです。
ラーメンマン、かっこいいなあ。苦労しているんだけど人に優しく、謙虚で、慎み深く、禁欲的で、強くなっても驕ることなく鍛錬を怠らない。精神的に安定している、と思いきやアクシデントに結構弱くて、秘伝書を盗まれた時なんかショックで泣いたりする。可愛い女の子を前にするとポッと頬を染めたりするし。こけしのような顔の頬を。
弟子のシューマイに対しても、一生懸命頑張ってる時にはニコニコして根気よく相手になってやるんだけど、勝手に秘伝書を見てにわか拳法をふるったりするともんのすごく怒ってぶっ叩く。子供だからって容赦しない。その辺のバランスの悪さが、人間らしくて、青くていいなあと思います。
ラーメンマンて子供の頃は顔がまん丸い。成長するにつれ徐々に顔が千歳あめのように伸びてくる。最後にヒゲが2本生えて完成。しかし、お父さんは普通の人間の容姿なのだ。生き別れの妹がいるのだがこれも普通の人間で可愛い。ということは、ラーメンマンのお母さんがこけしのような容姿なのだろう。ラーメンマンのお父さんはきっと彼女の心根の優しさや強さ、美しさに惹かれたのであろう。単にこけしが好きだったのかも知れないが。
シューマイはとてもかわいい。福々しくて頭のてっぺんにちょろっとある髪の毛も可愛いし、声は同じだけどミート君よりかわいいと思う。人質にされて裸で吊るされてムチで打たれながら「お師匠さん、来ないで、来ちゃだめだ」って言うシーンがあうあうものだった。最後、助けられて、ラーメンマンにしがみついて泣くシーンなんてホントかわいくてもえました。ラーメンマン自重しろよ。
あと、話の骨子が「戦えナム」というじょーじあきやま先生のマンガと似ている。あちらは拳法を使う坊さんですが。どちらも禁欲的で女性に弱くて、ちんまい弟子を連れて歩いている。どちらも糸目で開いてるのか開いてないのかよくわからん。そうそう、あちらの本名は「アレキサンダー南無」というのです。こっちはビクトリーラーメンマン。出会ったらいい友達になれそうですね。
あっそうだ、ラーメンマンが時々カッと目を見開くんですけど、その顔がまた可愛い。「あっ目を開けた」と言ってしまう。
誰かも言ってたけどぜひ、烈海王と戦って欲しいなあ。どちらも清廉で潔くてきれいな戦いになるであろうよ。終わった後は一緒に薬膳料理でも食べてちょうだい。
打鍵しています。嬉しいな楽しいな。
本当、打鍵してる時が一番楽しいよ。うわっ暗い(笑)なんちゅうインドア。だから太るんだよ。
打鍵の前はファミコンだのスーファミだのでしたからな。インドア一直線。
あ、懐かしゲーム動画を観ていて、昔燃えに燃えてやった「ダブルドラゴン」というファミコンを花京院がもえまくってやっているところを想像しました。
「承太郎!君はジミーをやれ!僕はビリーをやる」「ジミーってのはこの…」「青い方だ!大概赤いやつと青いやつなんだ。承太郎、早く来てくれないか。君が画面にひっかかっていて先に進めない。ボスだぞ。こいつは龍尾嵐風脚でないと倒せないぞ。いいか、一緒にジャンプしてキックパンチ同時押しだ、いくぞ!なにをやっているんだ承太郎!一緒にジャンプしてキックパンチ同時押しっ」「さっきからてめーが何を言ってるのかさっぱりだ」
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