GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ぼくらの 終了

全部観ました。

で…

まず子供たち、みんなあっさり覚悟決めすぎだ。そりゃ死ぬ時に苦しくはないようだってのは前任者たちの様子を見ればわかっているけど、苦しまないで死ねるならいいってもんでもあるまい。次が自分だってのに取り乱した人が数える程。

でもなんとなく、ああやって順番に選ばれてそれを受け入れて戦って死んでいくのを見ていると、自分の番が来た時に「自分もそうしなきゃ」って受け入れてしまうところはあるかも知れないと思った。

何故こんなことをしなければならないのか、の謎部分がわかった時には、それはまあ驚きましたが、やっぱりなんか拍子抜けな感じがしました。でもまあこれはどれほどの謎を持ってきても、「何故こんなことをしなければならないのかわからない」時のゾクゾク感、そそられ感、には敵わないのは仕方のないことだと思いますが

多元宇宙の間引きをするのに、こんな手間のかかる手順を踏まなくてもいいんじゃないですかね…主催者の意図がわからない。単なる趣味?

あの、なんだっけ。クソ虫。じゃない。肥え虫。でもない。あいつホント久々に見たクソ野郎でした。毎回子供らに苛烈な言葉を吐きつけながらどこかで反転するとか、もっと残酷な使命を帯びた上でのシニカルさだとか、なにかあるのかなと思っておったのですが、そんなイイものではなかった。クソ野郎選手権があったらかなり相当いい線いくと思う

あと、子供らがあっさり覚悟決めすぎにも通じるのですが、自分たちの子供が地球代表のメンバーだと知っている親御さんが落ち着きすぎだと思う。そりゃ驚いたり何とかしようとしているのはわかりますが、もっともっと取り乱すだろう。違うかなあ?

そしてまた

考えて見れば、多元宇宙だとか他の時空の地球との戦いだとかいう話よりも、政治的発言がもとで抹殺される議員さんや、彼を助けようとして自分も殺される田中さんのくだりの方が、「現実的」なんでしょうが、そっちの方が「急にマンガ的」な印象を受けてしまった。なんでかね。

でも、一人ずつだんだん人数が減っていって、最後にたった一人で戦いに赴くメガネ君の孤独と覚悟を思うと本当に胸が塞ぎました。また北斗のコブシみたいに、もう死んじゃったキャラを思い出して「こんな時、誰それだったら」みたいなことを言うので泣いた。だよねー、キリエ君のフットワークすごかったよね。モジ君、可哀想だったなあ。ユニフォーム縫ってくれた子の話も泣いたわ。

そして戦う相手が、どこからともなくやってくる謎の使徒みたいなんじゃなくて、自分らと全く同じ事情の、勝たなければ自分らの地球壊滅、勝っても操縦者は死ぬ宿命を背負っているということが大変に重たい。一回、自分らで自殺した連中が居て、彼らがその道を選んだまでの経緯を想像すると、とても複雑な気持ちだった。

さっき知ったのですが本当にこれはザ・ムーンがある程度下敷きになっているそうだ。ああそうなんだ

あと、原作漫画とアニメは結構違うらしい。ラストも違うそうだ。ううむ、やっぱり原作を読まないと。

打鍵しています。

うん、花京院て結構男らしい人だと思うのよ。芯がしっかりして強いからこそ柔軟な態度が取れるのよ。ある面、ある意味では、承太郎より強いと思う。

まあ承太郎さんがかっこいいのは当然のことだけどね!!「何なんです、一体ッ」「ま、いいんじゃあねーのか」ニヤニヤ

またかよ(笑)

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