GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ぼくらの

ネタバレしまくるのでご注意下さい。

観はじめました。原作の漫画ではなくてアニメです。本当は漫画の方を読みたかったのですが。

まだ9話くらいなのでまだまだ途中です。

体験学習で海に来ていた十数名の子供たちが不思議な男に「ゲームをやらないか」と誘われ、軽い気持ちで「やるやる」と承諾する。その契約のため、突如現れた巨大なロボットらしきものと子供らは戦わざるを得なくなる。一体、一体と敵の怪ロボットを倒してゆくが、子供らの数もそれにつれて減ってゆく。

というような出だしを耳にして、まあ、怖いもの見たさといいますか、残酷ショーにドキドキしたい、みたいな惨たらしい興味本位で観はじめたわけですが

怖いね。

あなたはアニメや漫画や小説を観たり読んだりしていて、「自分がこの立場だったらどうだろう」という仮定は考える方でしょうか。私は考える方なのです。

今回もまんまと自分がこの子供らの一員だったらどうだろうと考え、そして心の底から恐怖に縮み上がりました。

子供らが減っていくのは、ガンダムの乗組員の少年少女らのごとく、敵と戦って戦死していくんだろうなあと、ホントに残酷につらっと想像していたのですが、そんなものではなかった。彼らは一体倒すごとに確実にひとりずつ死んでゆくのだ。なぜなら彼らが操縦しているロボットは、操縦者の生命で動かすから。

誰が次の操縦者になるかは戦いの寸前までわからないし、いつ敵が現れるかもわからない。ただ次の操縦者に選ばれると体のどこかに紋章のようなものが描かれる。腕や顔にいびつな模様を浮かび上がらせ、次は自分が戦って死ぬ番だと気づく子供ら。

怖いよ!そんなことになったら気がおかしくなるよ。この子ら、なんで戦いの後で普通に日常生活に戻ってんのよ!と思いましたが、あんまりにも過酷な未来を突き付けられると、なんというか「きっと、なんとかなる方法があるんじゃない?そうだよ、きっとあるよ。それまで生き延びればいいんだ」と思い込む、自衛というか逃避というか、防御作用が働くんじゃなかろうかとも思いました。

子供らがいろんな個性や背景があって辛い思いをのみこんでいる、というのは想像がつきますし、予想通りそうでしたが、それにしてもちづるちゃんきついわー。まだちづるちゃんのところまでしか観てないんですが、あのくされチ〇ポ教師には天罰が下るんだろうか。ちづちゃんいいから、ぷちっとやっちゃえばよかったのに。

自機がなんかゲッター2並みにバランスの悪い体型で、よく歩けるなとドキドキする。個人的には座布団に座ってるごっつい輪郭の、オープニングでラジオ体操してる子が気になる。なんかすごい号泣ものの死に方をしそうで気が重い。あと、ザ・ムーンみたいに最後まで子供らだけで秘密裏に戦い続けるのかなあと勝手に想像していたんですが、序盤から日本政府に彼らのいきさつが伝わっているという意外な展開でした。

最後はどうなるんだろう。アニメと漫画は同じなんだろうか。もし違ったらやっぱり漫画の方をなんとか読みたい。

オープニングもエンディングもいいですね!すごく魅力的で惹きつけられる曲です。やはりオープニングとエンディングに力を入れるということは結構(以下略)

打鍵しています。

今そういうアニメを観たからなんですが

もしも。

『命ひとつを代償に、DIOを確実に倒す方法がある』なんてことになったら、

彼らはどうするかね。

ジョースターさんははっきり拒否し、否定し、自力でDIOを倒すと言い切ると思う。自分を含めてこちらの命と引き換えることは絶対にしないというだろう。

他の連中はどうなんだろうなあ。

最初は勿論首を振るだろうけど、追い詰められて、今選ばないと他の誰かが殺されるなんて事態になったら…

自分がそれになると決意する人が、何人か居そうだな。

すみません暗いことを言いました。どんより。