本当は主人公みたいには強くないのに(下手すると弱いくらい)なんか周囲が(下手すると全人類が)彼はすごい、彼は強い、彼はヒーローだと信じてくれて持ち上げてくれて悪の化身を倒してくれたのも地球が今日も平和なのも全部彼のお陰だと思ってくれて賛美してくれる、というキャラクターが時々居ますね。
パラメーターで「うんのよさ」だけが突出して高い感じの。
勿論、本当はそれだけではなくて、主人公が持っていない何かを持っているんでしょうけれども。
私は子供のころから現在に至るまでとても心が狭いので、彼らのようなキャラクターはあまり好きではありません。正直、彼らのズッコケに紙面や時間を割くのなら主人公や宿敵の動向を描いてくれ映してくれと思う。
一度、コンビニで子供ふたりが喋っていて、一人が熱心に「強くもないくせにサーターン!サーターン!と言われるのが本当に腹が立つ、周りは皆バカじゃないのか、見てればあいつが強くないことくらいすぐわかるはずだ」と激していてもう片方が引き気味に笑って「でもそういうことになってるキャラだから」みたいなことを言っていた
そうね、そういうことになってるんだよね。それを笑い許してやる余裕が欲しいよね。でも怒ってる子の怒りもよくわかりました。私も君のように心が狭いから。
子供のころから漫画が大好きで自分で漫画を描いて描いて描いて、晴れて漫画家になれて、そして「君の作品がアニメ化される」と言われたら嬉しいんだろうなあ。
その日はもう朝からテレビの前に立ったり座ったりして、時間が来てオープニング曲が始まって、自分のキャラが動いて、タイトルがばーんと出たのを見た時はきっと泣くんだろうな。
本編が始まって自分のキャラが喋ってるのを見て、第一話のタイトルが出るのを見て、アイキャッチャが…以下略
この世にはとても嬉しいことがいろいろあるけど、自分の作品が初めてアニメ化された漫画家の嬉しさって、大きさの点でも独特さの点でも、ちょっと他に比べるものがないんじゃないかと思う。
全然嬉しくなかったり、絶対観ないという漫画家も居るのかな、とふと思いましたが、そういう人はもともとアニメ化を承諾しないかな(笑)
アラキ先生はバオーが初めてなんだろうか?嬉しかったかな?
バオーのアニメ、なんで1話目の女がいつまでも生きてるのか疑問だった。失敗の責任を取らされてバッサリ切り捨てられるのがドレスという組織じゃないんですかね…
育朗ってジョナサンとちょっと感じが似てるよね。寡黙で静かだけどとてつもなく芯が強く、黙って相手を守りきる感じ。バオーになってからは星の白金に似ている。あとウォーケンは見かけはタルカスみたいですけど、中身はブラフォードな感じで好きでした。誇り高くて。
ノッツォはとてもイギーでした。
あとバオーもセリフ回しが例によってすごいかっこいいですね。「誰に誓った?自分に誓った!」がとても好き。
転職してすぐの頃、一生懸命やってもわかってもらえないというような愚痴を話した時、私より先に仕事に就いていた先輩が
「同じようにやっても『ちゃんとやってるね』と評価する人もいれば『さっぱりやってないね』と決めつける人も居る。要は、自分で自分に対して『自分はちゃんとやった!』と言い切れればそれでいいし、それ以外にはない」
と言っていて、すごく納得がいったことがあり
その時にも、「バオーの台詞だな」と思いました
誰にでなく、自分自身に対して「ちゃんとやる」「逃げない」「ごまかさない」と誓い、そして「ちゃんとやった」と言えればそれでいいのだ。
打鍵してます。
ちょっとクーガは実験的すぎて作為的すぎて訳がわからなくなってきたので素直に戻そうかと思い始めました。おめおめと。こういうのは駄目だね…うまくはまらないととんだ独りよがりになっちゃうもんだね。
ジョジョは花京院がびっくりして顔がひきつっている。ハハハ。頑張れ花京院。
外人2人の話も打ちたい~~~
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