我が家の近くにちぃーさい神社があって、毎年この季節にはやたらお祭りをやります。
今は初秋の祭りでもう少し経つとまたやる筈だ。夏祭りもやっていたから、一か月以内に3回もお祭りをやるのであった。いいねえ。誕生日と、誕生日でない日両方お祝いしているみたいで。
で、さっきまで音楽が流れていたのですが
何故か、古いアニメのエンディング曲ばかり。ラスカルやいなかっぺ大将やデビルマンなどのB面ばかり聴こえてくる。
なぜ?誰の選択?
でもちょっと面白いセンスだね。
今は有志のカラオケ大会になっていて、聞くに堪えない歌が延々流れてくる。
大丈夫だろうか。人によっては怒鳴りこみに行くレベルのものだが。
神社の秋祭りで血を見るなんてちょっと縁起が悪すぎるぞ。最悪だ。石仮面が発動しちゃうぞ。こんな地元でブードゥーキングダムってあなた。
私も殴り込みにいってついでにアニソンだの特撮だの歌ってこようか。先日トライアングラーを歌ったら「犬の遠吠え?」と言われたが
読んだり聞いたりすると何度目でも必ず泣けてくる、というものは誰でもあると思いますが
私は読んで絶対に泣けてくるのが「うしおととら」のヒョウさんが死ぬところね。奥さんと娘さんの仇を討って、地面に倒れて、微笑みながら語り掛けるあそこ。「遅くなってごめんよ」ああもうだめ。
仇を討って死ぬシーンなんて何度も読んできたと思うのですが、ヒョウさんにはダメだ。泣かされる。
聞いて泣けてくるのは、ジャイアントロボの、戴宗がひとり上海に残ったあと、グレタで銀鈴が「いつなんどき死んでも誰も悲しまない、戴宗さんはそう言っていた」みたいなことを言い、それを遮るようにして叫ぶ鉄牛の「そんなこたぁねえ!」から始まる一連のセリフの最後の方、鉄牛が泣き崩れるみたいになる言葉のところ。演じた方が無論上手なんですけど、あそこ聞いてると本当にこっちまで泣けてくるんです。
私ジャイアントロボは最初に青い瞳の銀鈴を観たもので、「鉄牛と銀鈴は恋人同士なのかな。なれるといいね」なんて、後で考えると笑ってしまうようなことを思いました。でも、鉄牛っていいと思う。「言っただろう?これからは俺が守ってやるって」のイケメソな声にはしびれました。
ところで村雨って死んだの?「いや、生きてる」て人と「塵になって空中に飛び散ったんだから、さすがにもう死んでる」て人の両方の意見を読みましたが。
私は根拠もなく「死ねない男なんだから生きてるんだろう」と思っていましたが
ちなみに先日「荒野の少年イサム」を見ていたらものすごい顔の悪役の声を中条長官の人がやっていて、声はまあすばらしくかっこいいんですけど、とにかく顔がものすごい。「ちょ、長官の声が…この顔から…」と思わずにはいられませんでした。
ジョジョの話。
ネタバレますのでアニメだけ見てる人は逃げ去ってください。
「キャラが死ぬ」シーンというのはイヤな言い方をすると物語の見せ場なわけです。よくあるでしょう。死ぬ間際に抱き起されて額から血を流しつつ延々としゃべって手を握って見つめ合って微笑んでガクリ。主人公絶叫、みたいな流れを。
しかしジョジョってそれをさせてくれないよね。シーザーも重ちーも5部のギャングたちもぶっちぎりだ。3部だって負けちゃいないぞ。主人公の承太郎なんか誰の死にも立ち会っていないというあっさりテイストさ。うす塩味。コンソメ。
吊られた男戦のセリフの「バカな、あっけなさすぎる」「さよならの一言も無く死んでいくのがふつうなんだろうね」な死生観といいますか、そういうものがアラキ先生にはあるんだろうなと思うけど。
読んでるこちらはものすごく悲しくて寂しい訳ですから、花京院の遺骸の前で承太郎が嘆き悲しんだらもしかしたら悲しみを共有している気持ちになれて、ちょっと嬉しいかも知れない。でもそんなことは一切させないアラキ先生は、すごいなと思います。
でもやっぱこっちはつらいので、ツェペリのだんなに別れが言えて、その遺志を継ぐ姿を見せてあげられる、1部の別れのシーンはちょっと、ほっとするところがあるのは確かです。
今日は時間があるので思わずダダダダ打ってしまいました。失礼しました。
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