毎年夏になると。
朝、外に出たところでひっくり返ってもがいているクワガタがよく居ます。
近くに雑木林があるからでしょうが
それはもうしょっちゅう居ます。大抵メスなんですがね。
拾って容器に入れ、ティッシュとオリゴ糖を入れてやると最初はもがいた後オリゴ糖に気づいておとなしくなり、ぺろぺろと舌(らしきもの)を出し入れしてオリゴ糖パラダイスにひたってから、ティッシュの下にもぐってもぞもぞしたり、再びオリゴ糖をなめたりしています。
一泊、我が家のオリゴ糖ホテルでくつろいてもらって、翌日雑木林にとまらせるとすくすく上ってゆく。
それが今のアパートに来てからの毎年の恒例行事でございます。
今年もクワ子が来たのでもてなしていた時、なんと、巨大なカブトムシが来ました。しかも2匹。
名前はカブ子とカブ美にしました。容器に入れたらまあほとんど二人で容器がいっぱいに。
しかも力があるもんだから夜に脱走。探し回ったら靴の中でくつろいでいるのを発見しました。
なんだろうね…と言いながら通算2泊してもらって、今日放してやりました。
今はちょっと寂しい。昨夜はあっちの方から「カサコソ…」という音が聞こえたのに。今日は静かだ。容器は洗って伏せてあるし。ぐすん。
「あそこにいくと甘くて美味しいホテルに泊まれる」という噂がたって、我が家のドアの前にカブトムシやクワガタが大挙して押し寄せたら、それはそれで困ると思いますが
今回の秘書さんは嫉妬の鬼でいってみようかと思い始めています。
「お、鬼っすか」「鬼だよー」「鬼…」
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