GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

愛のひだりがわ

以下、ぼかそうとは思うのだがやっぱりネタバレしているので注意してください。

大昔に紹介文だけ読んで、わー読みたいと思ったのに何故だか読めず最近になってようやく読みました。つついやすたか氏の小説です。

自分で勝手に「大型犬と二人でずっと旅をする少女の話」と思い込んでいて、読んでみたらちょっと違いましたが、その「左側に必ず誰かいて手を貸してくれる」という温かさや、不思議な頼もしさについてはよくわかりました。無論、どんな災難からでも必ず助けてくれるというわけではない。現に中盤で彼女は全財産を奪われ、怪我を負って一文無しになるし。

でも、彼女が勇気と自尊心を持って立ち上がろうという時にはきっと、そのきっかけや、助力になってくれる。彼女自身が周囲に対してそうであるように。その集大成のような形が一番最後にやってきていました。過去に出会いつながりを持った人々が主人公のために集まってくる、というのはひとつのパターンでしょうが(うしおととらとかね)その主人公の行動をしっかり描けていれば、やっぱり感動しますね。

なんか、近未来のようなファンタジーのようなそれでいてものすごいリアル現実のような不思議な世界でした。私はいつも話を読む時はその場面場面を脳内で映像化するのですが、この話の脳内映像化は、夢をみている時の内容みたいな、場面場面が不思議な繋がり方をしている感じでした。その…狭く汚い路地の果てに戸があって開けると渋谷のてっぺんとか、押入のふすまをあけると階段があってその奥に喫茶店もあるとか、そういう。

主人公の女の子が最後に犬の言葉がわからなくなるのは今ひとつだなーと感じました。大人になったということの表現なんだろうけど、ちょっと、とってつけたみたいに思う。別に無理矢理オチをつけなくてもいいのに。実際、現実にはオチなんかないんだし。

あと、実はまだあの…なんだっけ、おじいちゃんが元ヤクザの話。スガワラブンタで実写化して、他にキャスティングいないだろって感じの。あの話を読んでないのでいずれ読みたく思います。

この頃リアル生活があれやこれやでさっぱりポメラが打てません。悲しいです。が、いずれ必ず。

それとも今出来ているひとつだけ、クーガの話。アップしてしまおうか。そうするかなあー

拍手してくださった方、ありがとうございます!

> 忍ペンまん丸の話に反応くださった、おとぎの国のおとぎひめ様

いらっしゃいませ!すてきなハンドルネームですね。うぉーまん丸アニメご存知ですか、嬉しいです!アニメの熊兄弟はまあ活動的でしたねえ。青い目をキラキラさせちゃって。

キツネとタヌキは普通悪役というの、言われてみてあっそうだなと思いました。あの兄弟子たち、いつもはまん丸をいじりたおして多少いじめてすら(特にタヌキ)いるんだけれども、くじ郎の話でまん丸がふみつぶされそうになる時に一瞬のためらいもなくバッて飛び出して庇った、あのコマに感動しまくりました。こういうのがあるから、いつもどれだけドベーとしていても、いい兄弟子なんですわ。ネンガ様と兄弟子二人とまん丸の一団、大好きです。コミックスの表紙でたかいたかいをしてくれるネンガ様のやつが大好きで。

とまらないのでこの辺で。一言くださってありがとうございました!