GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

松島

先日母親や夫と共に松島に行きました。

松島はたくさんの島々に守られてあまり波が来なかったそうです。瑞巌寺の入り口くらいまでで止まったとか。

店など見ても確かに津波の被害といったものは感じませんでした。

母は子供の頃海沿いの町で暮らしていて、私にとっては夏休みになると泊まりにいく「おじいちゃんとおばあちゃんの家」でした。そこに行く途中の海水浴場に行くのも恒例行事でしたし、その頃は早死にした父もまだ居ました。結婚してからも夫と母と三人で泊まりにいったりしました。

今回その海水浴場の町まで行ってみましたが、なんにもなかった。数年前三人で泊まった宿も、まるきりなにもなくなっていた。この辺りにあった筈の場所で、泊まった部屋の内装とか、浴場とか、朝食バイキングの部屋とか、話しながら思い起こしていました。

でも我々は失われた思い出を、まばらになってしまった茶色い松林を見ながら回想し帰宅するわけですが、もう少し先にあった仮設住宅に洗濯物を干している人々にとってはそんなのんきな話ではない。生活の基盤すべてと、生活するメンバーをもぎとられて四角い部屋をあてがわれそこで暮らせと言われ、そうするほかない人々の毎日を思うと、少しでも良い方へ向かうことを願ってやみません

松島のとある島に渡った時、そこのお土産屋さんの壁に『なめこ入荷しました 独眼龍なめこ』と書いてあって、笑いながらなんだろうなと思ったら例のなめこキャラが伊達政宗の格好のご当地コスプレをしている根付けでした。思わず買って鞄にぶら下げた。んふんふ

詳しいことを知らないのですがあの「おさわり探偵」というのはどういう意味があるんだろう

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