私は車で走る時にはラジオをつけています。
あなたはラジオ聴きますか。
最初から画像、映像がないものとして作られ、音だけであらゆる情報を伝達する。考えてみるとなかなか難しいと思う。結構、番組って画像映像、視覚、に頼っているところがあると思うので。
野球の実況なんて大忙しだよね。でも野球は皆、見えなくても「ピッチャー振りかぶって第三球、投げた、打った！大きい大きいライト下がる下がる下がる、入った入った２ベースホームラーンこれで５－４」が表している光景、情報、がどんなものかわかる。
でも。
生まれついて目が見えない人が、野球とはどんなものであるか説明され、十分に理解したと言って、その上で聴いた野球の実況は、でも、おそらく、我々の想像しているものとはずいぶん違うだろうと思う。サッカーにしてもラグビーにしても。
私たちの知っているいろんなものを、視覚に頼らず説明するというのは、ものすごく大変なことですね。生まれてこの方目の見えない人に「学ランをマントのように着て、つめえりに鎖を垂らしてて、目は青緑色で背の高い外人風のハンサム」と言っても何がなにやら。
でも、目の見えない人は本当に、耳からの情報には敏い。聡い。気持ちをこめて言っているのか、そうでないのか、わかるのです。単に、調子よくて結構人に気に入られる憎たらしい私の上司を「ぺらぺらでうわべだけ」と言ったのが、目の見えない２人のお客さんという話ですが
そして、ラジオから流れてきた曲が、
「この曲、誰のなんて曲かずっと前から気になってたけどわからなかった曲だ！終わった後できっと、パーソナリティーが誰それのなになにって言うだろう。聞いておこう！」
「ん～この曲いい曲だなあ、誰のなんて曲だろう。終わった後できっとパーソ（略）」
と思い、ボリューム大きくして待っている。
時々、やたらとネイキッドな発音のパーソナリティーがいますね。「ウォーター」を「ワラ」て言う感じの人。
そういう人が「今お聴きいただいたのは、～～～」
なんていってるのかさっぱりだ。落涙
クリスマスいちゃつきカイロ編がもうすぐ終わる。いちゃいちゃいちゃいちゃしている。
