GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

カッパの女

夫はものすごい怖がりで、何か不自然なことがあると全部幽霊とか怨霊とかそこら辺の仕業だと思います。写真を撮ってチラッと何か映ると「オーブだ」「地縛霊だ」「昔ここでなにかあったのだ」ばかり言っている。確かに、ものすごい数の発光体が映ったことがあって、それは夜の海を写した写真だったのですが、それはまあ、なんだ、霊かな?と思わなくはなかった。海だし。夜だし。だが夫はそんなのでなくても霊だ霊だと騒ぐ。

そして夫はハエの幼虫が大嫌いです。おそらく、死を連想するからなんだと思いますが。嫌いなくせに、そういうのが写っている映画を観たがる。怖い物見たさですね。悪趣味だなと思いますがそういう心理は誰でも持っている。わざと陰惨な歴史や単語をウィキ先生で調べたり画像検索したりするのは誰もがやっているところです。

でも夫の嫌がり方は常軌を逸していて、怖い映画について説明している腕が鳥肌たちまくっている。本気で怖がってんのねえと思いました。

先日、ほん怖スペシャルをやったので観ました。毎週やってた頃ははりきって観ていたっけ。あとアンビリバボーの恐怖特集みたいなのも片っ端から観ていた。

で、今回のほん怖で、あれはだれだっけ、えーと、ささきくらのすけだ。がやっていたドラマで、さっぱり繁盛しないラーメン屋のバイトが、なんか肩が重いなあと言ってるのだがその肩に後ろからがばーっと女がしがみついているのが、店主のくらのすけにだけは見える。あれこれやってその女を追い払おうとするのだが、というような話です。

最近夫がやたらと肩が痛い、肩が重いと言って、「くらのすけの話みたいに、俺の肩にもなにかおぶさっているのではないか」と言う。

そして本日雨が降り、その中を自転車で出かけた夫が帰ってきて、

「肩におぶさってる女も、カッパを着るんだろうか」と考えていました。

背後霊は雨の日にカッパを着るか。

どうなんでしょうかね。わかりません。