GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

コブラその2

前にコブラについて話したのでその2です。

そして今回はアニメ限定で。

前に話した時、確かこんな話があったというものの中に、脱皮する星人がいてコブラの友達ででも脱皮すると数時間しか生きられなくて、その力をコブラの脱出のために使うみたいなのがあったのですが、その回のアニメを観ました。タイトルが「竜水晶の友よ!」というのですが、キャラの心意気と生き方の清々しさと悲しい宿命を背負った背中、昔助けられた義と友情のため掛けつけるコブラの男らしさ、諸々の雰囲気が出ている良いタイトルだなと思いました。声がえーと、ジャイアントロボの一清道人。OVAのヴァニラアイス。OVAデビルマンの、名前なんだっけ、食った人間の顔が背中にぼこぼこ出てくるデーモン。あれ、名前出てこない。ダンガイオーのターサン博士。もっとコレだという役があったような気がするんですがあの方でした。あっ、ドラゴンボールの神様。あとヤマトの真田さん。あとさくら友蔵。あの方。ね。

あと、ラグボール編に出てくる、麻薬を流している悪いオーナーの目が真っ黒で、赤か白の玉があればリゾット目でした。

OVAコブラに、不思議な山の話があって、あれ好きだったな。頂上に莫大な金があるという山。でも、存在を疑うとたちまち消え去って、その者は落下してしまう。何人かのチームで頂上を目指すんだけど、仲間割れしたり山を疑ったりしてひとりまたひとり減っていく。頂上に辿り着いた者はわずかに3名、各々がなぜ頂上まで来られたのか?という謎が解けるところが鮮やかでした。あれも原作にあるのかな?

レディとコブラの出会いの話もありました。レディはとある星の王女様なのね。人間の姿だったころは無論のこと超美人でありましたが、事情によりあの姿になった。

レディは他の美人たちのように、コブラと性的にどうこうすることは出来ない。性的にってのもすごい言い方ですが。コブラとは恋仲だったわけで、その部分が一切出来なくなったが、しかし深い信頼で結びついていて、たとえそういう部分が出来ない相手でも変わらず一緒に冒険したり危険に身を投じたりしている。でも、しつこいがもともとは恋愛感情があったわけだから、今のような相棒と言う位置関係にシフトするのは、しんどかったろうなと思った。死なれるよりは百倍マシだろうけど。最初のころはお互い辛かったと思う。

他の子といい感じになっていちゃつくコブラ。それをレディはどう思っているのだろう?他の誰もなれない存在に自分はなっている。たとえもう、性的な(まただよ)いちゃつきが出来なくとも、彼は私を誰よりも信頼し、頼りにしてくれている。だから他の部分はいい。な感じだろうか。なんだろう。敢えて目をつぶって見ないでいるのか、絶対的な自信があって騒がないのか。正妻の自信的に。そのどっちも違う気がするんですが、わからない。

わからないままなんですが、あんまりキーキーやきもちをやくレディは違うなと思うし、かといってコブラと美人がいちゃついてる間タートル号でずーっと黙って待ってるのもひどいなと思うし、やっぱりわからない。でも、

映画のコブラで「先に行って待ってるからね。君はあとからゆっくりおいで」というセリフがあったんですが、優しくて、ただべたべたはしてなくて、なんというのか…男女の接触というのではなく、でも単なるビジネス上のパートナーというのでもなく、このあたりの距離感と温かさが、私が好きな、コブラとレディの間柄の気がしました。

コブラとレディの関係もちょっと、他では見ないよね。