GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

決断

あなたや私も生まれる前ではなかろうか。の大昔。

タツノコプロで作った「決断」というアニメがありまして

二次大戦での、主に日本軍の将校が下したさまざまな決断のシーンを取り上げて、失敗したり成功したりのその後を描く。

絵はガッチャマンとかの写実的な絵、と言いたいですがもはやチャー研の絵にしか見えない。すみません。

中には部下のためを思い決断し、それが原因で自分を含め部隊が全滅になったりする。

アッツ島だのレイテ島だの、単語を聞いただけで顔に縦の線が入ります。

しんどいね。

で、何が言いたいかというと、

現代のわれわれは、戦争というものが愚かで間違った救いのない愚行であったとわかっている。どっちが勝ったからどうだというのだ。とにかくやること自体がダメなの。

それなのに、作品の中でブシドー精神の日本人が、ヘーイジャップはみなごろしネ~のパツキンアメリカ人に物量で圧倒される描き方をされてると、くそっと思ってしまいう。

一矢報いてやるシーンには「よし」と思ってしまう。

そういうところで愛国心なんか発揮する必要はないと思います。そこでは淡々と見なくちゃ。第一そんなの愛国心ではない。

愛国心てのは難しいね。国を愛するというと途端に、それこそ戦争中の思想みたいに、国のため死ぬ方向に行ってしまう。そうではない。ちゃんと、きちんとした、愛国心てものがきっとあると思うのですが、今のところちゃんと機能してる愛国心てのはなかなか見つかりません。

某所でカイロの外人がいちゃいちゃしてる話を上げました。良かったら読んでって。次は柱ズの話を載せます。