GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

5部16話観た

もしかすると私が5部で一番観たいと思う戦いだったかも知れん。15話と16話。5部の敵では何ていったって兄貴とペッシが一番好きだったし。2人まとめてブチャラティにやられちまったんだなあ。あっごめんミスタもか。

あ~兄貴とペッシ終わっちゃったよ~

しかしブチャラティは本気でプロシュート(のスタンド能力)と心中しようと思ってたんだね。ペッシがひっかけなければ2人揃って列車から落ちて死んでたもんね。あの状況でジッパーを解除したっていうのは、数秒後自分と金髪の兄貴分が地面に叩き付けられて死ぬと思った上での行動だよね。そうか、なんかそのところが納得いってなかった。

ペッシが咄嗟に兄貴(とブチャラティ)を吊り上げるシーン、よかったなあ。兄貴も誉めてくれたしさ。余計なブチャラティがくっついてたのがなあ(笑)しかしナンバー5、いろいろ教え過ぎだろう。糸への攻撃は自分に返るとかまで教えなくていいんだよ。「お前どっちの味方だーッ」えっそれは、その。

兄貴の致命傷は列車から振り落とされて地面に叩き付けられたからでした。その後どうやって車輪の隙間に入ったのか。本当に悪運が強くてバウンド方向が良かったのか。0コンマ数秒の間にスタンドでしがみついたのか。いや…悪運が強かったんだろうな。

一回、乗客たちが復活して来て、それまでも針が入ったのは右手だ左手だの話で動揺していたペッシが愕然とするじゃないですか。その後再び老け始める。その、一旦解除されかかってから再びスタンドの能力が発揮される流れが、とてもつらい。兄貴はその間一回気を失いかけたけど踏みとどまって(多分、完全に気を失ったらスタンドも解除されてしまうだろうから)再度エンジンをかけ直したんだな。あの身体で。線路上に血をまき散らしながら。

ところで、兄貴のスタンドの攻撃範囲てのは、ああやって一度犬の散歩みたいに列車の中を歩き回って老化の煙を撒いたら、その後は時間が経ってもなにしても、兄貴が解除しない限りはその影響は続くってことなんですね。射程距離は短いけど一旦能力内に落としたらあとは思うままということでいいんでしょうか。

ペッシの「おれたちはもう後へは戻れないんだね」という言い方が、「もう後には退けない」という意味と、昔の、兄貴にしごかれたり、叩かれたり、甘やかされたりした日々はもう二度と来ない、という意味があるように思いました。最後に2人で食事したり叩かれたり甘やかされたりしたのはいつだったんでしょう。

そして、原作読んでいた時から気になっていたことがあって、兄貴の言葉が心で理解出来て暗殺者の目になったペッシが初めて人を殺した後、「これでもう俺をマンモーニなんて呼ぶ奴は居ないんだからな」と言う。原作で読んだ時に、「ペッシは心ひそかに、マンモーニ呼ばわりされるのがイヤだったのを我慢していて、今暗殺者になりきったペッシは『ああ、うざったい呼び方しやがってたが、せいせいしたぜ』な気持ちの吐露をしたのだろうか。兄貴に対しても『もうあんたは死んじまって、俺をママっ子扱いも出来なくなっちまったな兄貴』くらいの割り切り方までしているのか。兄貴を慕っている気持ちや、ブチャラティに対し兄貴の仇、兄貴と同じ目に遭わせてやると思っているのとは、また別のところで。どうなんだろう。

と、疑問に思っていたのです。どうなんでしょう。あれはあくまで寸前に彼をマンモーニ呼びした男を踏み殺したことで、「今度同じように俺をマンモーニと呼ぼうとするやつがいたら、俺は平気で殺せるから」「だから、もう俺をマンモーニなんて呼ぶやつはいない」という意味で言ったのか。

兄貴への屈託があるのかないのか。どっちなんでしょう。

アニメ化されたのを見ましたが結局わかりませんが、まあ、どちらでもよろしい。死にかけながらも傍で見守ってくれている兄貴のためにしっかりとブチャラティと一騎打ちしましたからな。敗れましたが。そこまで兄貴見たのかしら。「あちゃー」と思ってから死んだのかしら。あちゃーってことはないが…

ブチャラティが「そんなことするなんてお前ゲス!ゲスったらゲス!ゲスは何小細工しても無駄無駄!」罵ってましたけど、そうかあ?うーん、そうねペッシ、単に「せめて残された仲間たちの重荷が少しでも減るように、部下どもを殺す」とか言っておけばよかったね。その方が通りが良かった。だってトリッシュは出してやったんだし。むしろ誉めたげてよ。

2人共、いやホルマジオとイルーゾォもですが、死体がメタメタのメメタァ。気の毒だ…これからの人たちもアレだけど、兄貴とペッシの死体が一番アレじゃないだろうか。うう。

アイキャッチャーのビーチボーイとそれを操るペッシの絵がとてもかっこよかった。

スピンオフで兄貴とペッシのコンビの話が読みたい。でももうアラキ先生は描かなくてよい。

と思ったらえっなに、やや最近のアラキ先生作品に兄貴とペッシ出てくるの?なんだろう。わからんが。

次は変態ですか。

変態やギアッチョが、仲間である兄貴とペッシの死に対し何も感情的なことを言わないし表さないのは、なんか納得できました。それどころではないのである。

変態VSコロネ。そしてコロネ覚醒。DIOのお陰で時間が止められるようになった承太郎のごとく。

「そういうことがあると、父に聞いていたもので。コホン」「うそつけ」

あ~兄貴とペッシ終わっちゃったよ~(もう一度言う)