GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

やふーのニュースで

今日の朝、やふーのトップページを眺めていたら

【84歳男性 受けの少年を一喝!】

というタイトルが目に入ってきました。

よく見たら、受けではなくて、受け子。おれおれ詐欺なんかで、金を受け取りにいく係のチンピラのことですね。老婦人を騙してキャッシュカードを盗み取ろうと、19歳だかの男が銀行員を装って家にやってきたんだけど、旦那さんが「あんたの銀行は、身分証明書も持たずに客のところに来るのか」と怒鳴ったら逃げ出していったんだって。

まあそこまで読めばああなるほどと思いますけど、最初に読み間違った方で推察すると、随分複雑な感想を抱く表題だね。

84歳でまだそういうことをしているのか。なかなかの体力である。いや、体力ではなくてテクニックなのだろうか。指先一本で受けの少年をいいようにしてしまうのであろうか。

何故一喝したのだろう。どんな内容の一喝なのだろう。一喝というからには、相手が間違っていて、それを正すといったニュアンスである。相手がなにかたわけたことを口走ったのを、「喝!」と叱責したのだと思われる。

少年は何を言って叱られたのだろうか。

「知ってるよ。ボクなんか、何人もいるあんたのお相手の一人に過ぎないんだろ。あんたはボクより、あの巻き髪の子の方が気に入ってるんだろ」的なことだろうか。

「いいから金をよこせよ。金さえ積めば俺はどんなプレイだってするぜ。所詮、俺とあんたは金で繋がってる関係さ」的なことだろうか。

「頼むからあの薬は止めて下さい。あなたの心臓が耐えられなくて、途中で死んじゃいます。別に立たなくたっていいじゃないですか」だろうか。

個人的には最後のやつがいいな。

「わしがいつもあの薬に頼ってると思っとるのか」と怒って一喝。「違うということを証明してやるわい」やめろ84歳。わかったから。ホントに心臓止まるから。どうせネットで買ったうさんくさい輸入品だろう。

まあなんにしても、そのあと仲直り出来るといいね。現代の84歳ならまだあと10年くらい大丈夫じゃないか。青汁でも飲んで塩分控えて健康に気を付けて、少年と幸せに暮らしてください。

「遺産なんかいらないよ」「そんなもの残すものか。ふたりで使ってしまうのじゃ」「それ、いいアイディアだね」「ふふふ」

なんか感動的。だろうか?