GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

おめんらいだー小説リューキ

おめんらいだー小説来た来た!やっと読んだ!

で、いろいろ感想など

まずはリューキ

ネタバレしまくりなので読んでなくてこれから読む人は詠まないでね。違う、読まないでね。何を詠むのだ。

「にじそうさく 虹を探して 旅をする」

ん~、風流

もちろんテレビ版とキャラクターの設定がここも違うあそこも違うなんてことは言いません。リューキってもともとそういう「昔ああいうことがあって今ここに居る人間だ」というプロフィールなんてものは、非常にあやうくはかないまぼろしのようなものだ…という話でもありましたし。

でもなんか全体的にばばっちくて雑巾くさい。別に体を張りまくりの女性陣とか、脱獄犯の糞尿やスプラッタ描写が続くからという訳ではなく。まあそれもあるけど。

なんとなく、「現実の厳しさてんこもりにしてやる。オトナってのはこういうものなんだよ。きれいごとオールナッシング、これでもかこれでもか」すぎて、かえって非現実的です。

しかしすごいよなタケシ。あそこまでいっちゃうとなんか「えぇ~?」とか思っちゃうよ。赤ん坊タケシが地下からずるずる戻ってくるシーンなんて、ウルトラQのオープニング曲が頭の中で鳴っていたよ

「よっ、汲み取り大将」

「バキュームたけしって呼んでやるよ」

「殺す」

あと先生と秘書さんがなあ。

「先生!俺の頭ザクロっす!ひどいっす!」

「ごめんごめん、そんなことするつもりは…それより腹へったよ、ご飯にしようよ」

「これで5回目ですよ。先生、腹回りすっかりビヤダルじゃないすか」

「ビヤダルって、古いなあ。今時そんな言葉…ねえ腹へったよ、早く晩御飯にしてよ」

「………」

あ、唇を糸で縫いつけて声が出せないっていうの、『街』っていうゲームで悪夢にうなされるシナリオライターの夢に出てきた状況だった。えぐいな~と思いましたが、喋れないと仕事に差し障りがあるんじゃないの、秘書さん。「いっこくどうさんに弟子入りしてきました」

まあ、こうやってふざけるしかないって感じですね。テヅカっちゃんの死にップリもむごたらしくあっさり風味だったなあ。シンちゃんとレンレンの不思議な友情や、ミホちゃんの「死ぬとこは見せない。ネコとか象みたいに!」な気概はうんうん、だったし。タケシについての「あいつは生まれた時から死んでいる」って描写もわかる気がしたかな。秘書さんの最後は本編を思い出す感じでしたが、その前の先生の暴挙を思うと逆に痛すぎる。千歳飴のどにつっこんでオエッてなってろ。ばかものが。

まあまた何か思い出したら書きます。

次はくーがの感想を書くよ。

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