好きな漫画とは言えないのですが最近読んでいろいろ考えた作品について
最後のともだちの正体については、まんまと「○○君って誰だっけ」と思いました。読み返して彼の出てくるシーンを探す気力も残っていなかった
子供の頃の記憶って頼りなくて曖昧で都合のいいようにつながっている、ということらしいんですが
わたしゃ歳のせいか、最近のことはじゃんじゃん忘れていく割には子供の頃のことは結構覚えている。ので、この主人公（たち）がことごとく「あの時いたのは誰だっけ」「あれをしたのは誰だっけ」「こんなやついたっけ」「え、そうだっけ」言ってるのを見ると、お前ら何なら覚えてるんだと言いたくなりました
私は子供の頃描いた世にも恥ずかしいコマ漫画のことも覚えてるし、いとこに勝手に読まれて笑われて「こいつ、殺す」と本気で思ったことも覚えているがな。だから、むしろともだちのケンヂへの長く深く壮大な復讐（と、友達になりたいという渇望）の気持ちはわかる気がします。気がするだけですが。
原作読まないで映画の方をテレビで観たんですが、「最初は面白いんだけど、コンビニ燃やされてケンヂが悪人として指名手配され地下に潜るあたりからやたらと荒唐無稽なマンガ世界になって白けてしまいついていけなくなった」感想を持った。
でも漫画で読むと面白かった。それがそもそも漫画としての特性（荒唐無稽な、非現実的な設定や展開や世界でも、それが漫画の中で現実にあったことだと認識し違和感を感じない）ゆえなのか
実写映画の方の、演技者や演出がへたくそなのかはわかりません
浦沢先生は、子供の時こういう顔の人間の十数年後、数十年後の顔を想定するのが本当に上手だと思う。
悪いけど浦沢先生の漫画も、アップになってキメ台詞！なシーンが多く、終盤でだんだんハナについてきました。
個人的にはオッチョ推し。リボルバー・オセロットに似てるな。
あと個人的には万丈目が消滅するシーンが切なかった。ああいう人の悲哀ってなんか、主人公が必死でやって報われなくて苦しむのとは違う色合いがあります。
あとケンヂとカンナの性格があまり好きでないので、この物語に肩入れしきれないのかも知れないと今思いました
Ｅゲームが終了して耳と指を飛ばされたところまでしかまだ読んでません。
とにかく絵が大嫌いだったのですが（横顔の額と顎の線が耐えられない）物語の力の前にそれはそれとして置いといて読まされた。
違和感をおぼえるのは、始まってあっという間にこれだけいろいろ洞察できて決心できて前に踏み出せるキャラクターが、それまでグダグダ眠ってるような生活をしてきたということでした
人間追い詰められると目が覚めるタイプのやつもいるでは済まないほどの資質ではないでしょうか。埋蔵量けたはずれ。あんな、グーを買い占めるの、残り何分になった時が勝負だの、相手はナニを出すしかなくなるっ…！て説明されてもわからんぞこっちは。ああいう、統計学とか株式理論でやらかすギャンブルもので自分の運命を決めるとなったら、わたしゃーお手上げだ
カイジが、どれほど追い詰められても他人を自分の代わりに切り捨てることが出来ない人間なのだということはわかりました。我知らずほとばしり出てくる涙とかね、鉄骨渡りの時に読んでじーんとしたし。
ただ、そういう人間であると同時に、やっぱりギャンブルに命をかけずにいられない中毒者なんだね。耳までちぎって勝負に勝ってやっと助かった直後、必死でイカサマの手法を思いついて仕掛けに行くって、頭おかしいと思う。あのボックスティッシュのくだりでありありと「こいついい人かも知れないけど、やっぱりどこかヘンなんだな」と思いました。
それから髪は切った方がいいと思う。サッパリして気分が前向きになると思うよ。風邪ひかなくなるしシャンプーの量も減って一石二鳥だ。貧乏なんだし。
「金は命より重い」「命は粗末に扱わないと腐る」などのトンデモ発言に、ある面ではそういうとこあるかもと思わせるような説得力のある世界でありました。絵はやはり嫌いですが。
じゃーん！
北ゴロの原稿終わった。で、送りました。
締め切り二ヶ月前に（笑）どういう嫌がらせだ…
さてこれからはジャイアントロボを打つぞ。なんか先日「君だけに」の話をした時に、私は後ろで踊ってる三人をアルベルト、樊端、セルバンテスで考えてしまい脳内であの三人が踊り続けています。このごろは仮面舞踏会まで踊っている。「きっとエクスタシ～もっとエクスタシ～つ、よ、く、つよく～～～カモーン！」三人並んで（笑）
それはそれとして呉先生の話にしようと思いつつ、やっぱ長官は出したいし戴宗さんも出したいし実は幻夜も出したい。困った。
実はブログのテンプレート決めかねてまだフラフラしている。でもこの梅ちゃんはいいんじゃないか？
もうちょっと使ってみます。
拍手してくださった方、ありがとうございます！
