GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ピッコマ通信

読めなくなって去って行く漫画、新たに読み始める漫画の顔ぶれチェンジが続いております。日本語が変ですが。
久々にガラスの仮面を読んでいるのですが、どこだかで速水真澄が北島マヤに「きみは他の普通の少女みたいに恋をしたりキャッキャウフフと過ごしたいと思わないのか」のようなことを訊くと、マヤが「演劇をしていると体中が熱くなって夢中になる。他にはこんな事はない」みたいなことを言うのですが、あしたのジョーでもあったなこういうシーン、と思いました。「チビちゃんは悲しくないのか?同じ年頃の若者が青春を謳歌しているというのに」「真っ赤に燃え尽きるんだ。そして後には真っ白い灰だけが残る。燃えカスなんか残りゃしねえ」
やっぱり、ジョーとかマヤみたいな高みに上ると似てくるんでしょうね。名前がカタカナな共通点も、と言おうとしましたがジョーは本当は丈という字ですね。案外マヤもそうなのかも知れない。魔夜で決まりだね。翔んでつきかげ。
ガラスの仮面って本当に大昔に描かれている漫画なんですが、「あることに賭ける情熱の熱さ」については、今現在まで星の数ほどある漫画の中でも、十本の指に入ると思う。その、単にすごく熱いとかいうレベルでなく「理性とか分別をすっ飛ばしたとえ他の全てを排してでも」っていう感じ、しかもそれを歴戦の勇士とか世界有数のアスリートとか超能力者とかでなく、演技力以外になにもとりえのない地味な少女であるというのが、ちょっと他にはないと思います。

あと「花のあすか組」も読んでるんですが、主人公のあすかは女の子ですがすごく承太郎っぽくてかっこいいです。「うるせーうっとおしいぞてめえら」というセリフもあった気がします。孤高で強く、熱く激しい闘志を秘めて無駄口はたたかない。昔は可愛い子で親に可愛がられてたのにこんなになっちゃって親がショックを受けているところまで同じ。かっこいい。

あと「あなたのことはそれほど」の読める限界が来た。
ダブル不倫の話なんですが、すごい。怖い。こんな場面で読めなくなったら、お金出して続きを読むしかないでしょうがという展開でした。お金出さないので読めませんけど。一体この後どうなるんだろうか。各々離婚するんだろうか。もししないで結婚生活を続けても、ふたりの真ん中に決して直らないものがあり続けると思うんですが、それで共同生活を続けるのは拷問じゃないだろうか。一生、拷問を受けながら生きて行くなんて。ううーむ。究極のM。