GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

自己嫌悪に陥る暇も

鴻上尚史さんの「ほがらか人生相談」をネット上で時々読み、毎回「なるほど」とうなずいています。なによりも言葉の選び方が平明で、こむつかしい単語や言い回しで煙にまくことがないのが良い。
そしてまた、相談者が発している言葉の中から「本当は相談者もわかっている」「相談者はこういう部分はそれで良しと思っている」等を推測できる箇所を見つけて指摘する手腕がすごい。言われてみて、読んだ時にどこかで感じているひっかかりはこれだったかと納得する。
何かの回で「自分を責める言葉を、他人に言われるのと自分で思うのとではどっちが傷つくかといったら圧倒的に他人に言われる方だ。他人に言われて傷つく前にさっさと自分で自分を責めておくのだ。だから自己嫌悪というのはどこか甘いんだ」というのがあった。
とてもよくわかりますね。
まあ、時々は、心の底から「私は何をやっているのだ!大馬鹿野郎!」て思うこともあり、そういうのはこれっぽっちも甘くなくてただただうちのめされて頭の中グルグル状態ですけどね。そういう正真正銘の自己嫌悪は別なんでしょう。正真正銘の自己嫌悪ってなんだ。

このたび、自己嫌悪に陥る暇もないほどに人を罵ってくるお客さんと付き合わなければならなくなりました。幾人ものスタッフがリタイヤしていき、私の番がまわってきたのです。付き合いたくなかったー。
やはり、スタンドが持てるならヘブンズドアが欲しい。現実の生活では戦闘力よりこっちが必需。これさえあれば随分楽に生きられるだろうと思う。顔を合わせた瞬間に「ヘブンズドアー!有無を言わさず先手必勝さ!」泥棒だの詐欺だの悪用はしないと誓うから、どうか私にヘブンズドアを授けてくれないか。矢を刺したら絶対ヘブンズドアが手に入るとしたら、わたしゃ刺してもいい。そのくらい気が重い。
しかし、どうしてスタッフ側が必ず全部苦痛をひっかぶってお客様の我儘を押し付けてくる権利は守られなきゃいけないんだろうか。お金をもらってる側からだろうか。そんな苦労を受け入れなきゃならないほどのお金は貰ってない気がするんですが。ああ、宇宙人とか謎のサイボーグとか地底人とか現れて、あのお客さんをさらっていってくれないかなあ。べんとらーべんとらー