GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

難破船

クオレという作品があります。母をたずねて三千里などが入っているイタリアの児童文学…でよいのかしら。パヤオが携わったカルピス名作劇場の他にも「クオレ~クオレ~」「明日はどんな日明日はどんな日」と書くと馬鹿みたいですが、前のがオープニングで後のがエンディング。のアニメもありました。あれもカルピスか。カルピスはクオレが大好きだな。
母をたずねての筋書きについて、寺山修司が難癖をつけているのを読んだことがあります。遠く離れた町に母親がひとりで出稼ぎに行く。便りが来なくなる。探しに行くのがまだ10やそこらの子供ひとり。父や兄は何をしてるのか?変過ぎるだろう。寺山修司は「幼いマルコには言えない事情があったのだろう。両親の仲が冷えていて母が新しい男のところへいくとかそういった」みたいなことを書いていて、まあその想像はともかく、確かに不自然なものを感じますね。とにかく『幼い子供が一人で母親目指して旅をする』状況設定だけぶちあげて、「なぜそうなったのか」の部分は考えなかった。みたいな感じです。でもパヤオアニメではちゃんとそれなりに無理のない事情が考えてありました。
それにもともとの原作は1年間のアニメに出来るほどの長さはないので、ほとんどまるっとオリジナルの部分もあるらしい。全然不自然さがなかったわ。こっそり貨物列車に乗ったマルコから目を逸らすために囮になってくれた男の子の部分ほんと泣いたけど、あれももしかしたらオリジナルかもな。ちなみに聖闘士星矢の、北欧神話っぽい部分は全部アニメスタッフのオリジナルですけど、聖闘士星矢のお約束(時間内にナニナニをしないと、沙織さんが死んでしまう!)をちゃんと踏襲したので、違和感なかったわ。話がそれましたが
で、
同じクオレの中に「難破船」という話があります。これは子供の頃に読んだのですが、
親が死んで親戚の家に行く少年と、故郷に帰る少女が、同じ船に乗り合わせる。ふたりは話をするうちに打ち解ける。しかし船は嵐に遭って難破して、沈んでいく。もうだめだ、という時に救命ボートから「あと一人、子供なら乗れる」と声がかかる。その瞬間、ふたりは各々自分が助かりたいと思うけれども、少年が「この子を乗せて!この子の方が軽い!」と叫んで(実際は、少年の方が小柄なのだけれども)「僕は家族がいない、独りぼっちだ。でも君は違う。君は助からなければいけない」と言って少女を海へ押しやる。
沈んでいく船べりで空を見上げる少年と、救助ボートに乗れた少女は泣きながら互いに「さようなら」と叫ぶ。少女がうつむき、次に顔を上げた時には船はいなくなっていた。
という筋書きです。
私が読んだ話では、ふたりとも相手を押しのけて「僕を乗せて」「私を乗せて」と我先に叫ぶんだけど、救助ボートから「軽い方だ!」と言われ、少女が真っ青になってうつむく。その少女の胸に飛んだ血痕を見て、自分がケガした時に少女が手当してくれたことを思い出し、雄々しい気持ちが胸に沸き上がった、というシーンがあったのですが、あれは訳者がさしはさんだのかしら。実際にあるのかしら。わかりませんが、もし誰かが挿入したのだとしても、この物語の根底に流れているものに添っていると思いました。
最後に少女が、泣きながら「さようなら」と叫ぶんですが、子供の頃は「ありがとうとか、ごめんなさいではないのか?」と思った。なにせ、自分の命と引き換えに助けてくれるんだからね。どれだけ言っても足りないくらいだ。
でも今は「さようなら」で良い気がしています。感謝も謝罪も、どれだけ言っても足りない。あとは、別れの言葉しかない。そして、少年のことを、一生忘れないでいるだけだろう。手塚先生の「火の鳥」で、火の鳥がオグナに「あなたの歌は忘れないわ。さよなら」と言うシーンがあるんですが、これに尽きる。ひとりの少年が居た事、命を捨てて自分を助けてくれた事を胸に刻んで、少女はこの先どれだけつらい運命が待ち受けていても、決してくじけないだろう。
自己犠牲は嫌いである。何度も言った気がするが。しかし、本当に嫌いなのは、タオルを用意して自己犠牲の話を読み「あ~かわいそうっ!いい話聞いた~」と涙を流そうとする心情の方です。
自分の一番大事なものを投げ捨てて何かを救おうとする気持ちは、崇高であると思う。でもその心情に到達できなかったからと言って責められるものではないし、目指してはいけないとも思うし、意図的に目指すものではない気がする。時折、そういう、誰に褒められるためでも、感謝されるためでもなく、その道をふと選び取る人がいる、ということです。

地震とかとりやまあきらとか

「あれから13年ですねえ」とお客さんや同僚と話をしていて、「うちの娘はあの地震を知らないんですよ」と2人に言われ、驚きに打たれました。
思い出さないようにしているとか、日常の中に埋没して忘れてるというのでなく、知らない。生まれてなかった。
平成になった時、「そのうち平成生まれの人と仕事をするようになるのか」と誰かが言ってましたが、もはや平成生まれは中堅どころを過ぎている。そのうち令和(同)
あの日で時が止まっている人も沢山居るだろう。あの日からひとりぼっちになった人だって居るだろう。私も、ネット上の知り合いで「私〇〇の辺りに住んでるんですよ」と言っていた人が、あれ以来ぷっつり、というケースがある。探しようもない。もしかしたら全然関係なくただ関係が切れただけかも知れない。それならいいのだが。無事を祈るだけです。

 

とりやまあきら先生が亡くなられた。
全然ピンときません。なんていうか、誰よりも年齢を超越した存在というか、マンガのひとつのジャンルの化身というか、概念というか、なイメージでいました。
私はやっぱり、ドラゴンクエストのイメージが強いです。すぎやまこういち先生ととりやまあきら先生が亡くなってしまった今、ドラクエのあのシーンとかこのシーンとか言ってると、なんかお墓の前で線香とお花を供えながら思い出話をしている気持ちになります。つらい
ドラゴンボールではピッコロが好き。悟空とピッコロがタッグを組んでサイヤ人と戦うあたりが一番好きだった、ってどれだけ昔なんだ。でもとりやませんせいが好きで描いていたのは悟空がちびっこだった辺り、アラレちゃんが出てきそうな雰囲気の辺りだっていうのは聞いたことあった。バトル展開続きになってからある時ふと見たら線がなんだか荒れてて、絵はもちろんきれいで上手だけど、あんまり描きたくないのかなと思いました。あとやっぱり「死んだけど生き返る」を許すと、いろいろ問題が起こってくるんだと思うわ。
でも、強襲!サイヤ人以降の話の大筋が『新たな脅威→味方の受難、死んだり戦闘不能になったり→新たな力を得る→これで勝てるかと思ったらアクシデント発生→ギリギリで勝利』で決まっているというのに、それでも各ナントカ編は各々面白くてページをめくる手が止まらないというのはすごいなと思います。手が止まってたらごめんなさい。
今打ってたら郷愁サイヤ人になった。ほんとだよ。

 

タラコさんも亡くなられた。私はまる子よりはザブングルなのだ。あの世界観好きだったなあ。私はエルチよりラグの方が好きだったので、最後はほろ苦かったわ。
まあ、ルパン関係者は、増山さん以外全員死んじまったしな。栄螺さんだって、栄螺さん以外は全とっかえだしな。どうするんだろうねまる子の声。いっそ終わりにした方がいいのではないか。

 

なんと!
ゴールデンカムイの続きはWOWOWで連ドラだって!うわぁ~どうしよう。け、契約するしかないかしら?あっでもおっかさんが入ってるのよ。でも確か録画って出来ないんだよね。仕事の合間に、おっかさんの家に行って視聴するしかないんだろうか。サボりか。ゴールデンサボり。
でもよかった、連ドラなら原作をはしょることなく作ってくれるだろう。ツイッターで見かけたんですけど、映画鑑賞しながら応援するイベントがあるじゃないですか。あれに監督さんが来ていて、皆でお礼を言ったり褒め称えたりしたら泣いてたとか。いいねえ。嬉しいねえ。ぜひ、映画のテンションと品質でもって連ドラを作り、そして… そして映画を作り?そして連ドラ?あべひろしがケンの声をやった北斗の拳のアニメみたいな作り方するんだろうか。
まあなんでもよろしい、ぜひぜひあのテンションと品質で、原作の全てを映像化してちょうだい。宜しくお願い致す。こっちもなんとかWOWOWを観られないかあれこれ探ってみるから。

ゴールデンカムイ展

行ってきたよ!

まずはコラボメニューのお店。

ジョジョの時には行く気ゼロだったんですけど、こっちは絶対行こうと思ったね…

お店の前にあった幟

風の強い日でした。

いつもは全然並んでないそうなんですが、私が行った日は行列が出来ていて、1時間待ちでした。通行人にじろじろ見られ「何の行列?」とヒソヒソ言われた。

ゴールデンカムイのだよ!

で、お料理でございます

不敗の牛山カレー

夫が食いました。ごはんに牛山がプリントされとる。今はいろいろできるものだなあ。でも、プリントごはんだけ最初に出来ていて注文が来るとカレーを掛けるのだと思われ、ごはんが冷たくてかたいと嘆いていました。まあでも、この手のコラボ料理は値段が高くて量はちょっぴりが定番ですけど、結構しっかり量があったんでよかった。はんぺんにまんががプリントされてます。

杉元と白石のえーとなんていうんだ

ほれ、カフェラテでなくて、カプチーノでなくて…ね。あれよ。

でも普通やるやつでなくてこれも表面にまんがの膜が乗っかってる。膜は甘かったです。

それから

脳みそカップケーキ

まんがのシートも全部食えます。美味しかった。脳みその中にちゃんと、こう、脳髄というか…色の違う部分があって芸コマだった。

イトウの目玉

結構リアルでした。

ニヘイゴハン

心臓焼きました。

これは単に、ハツの串焼きですけど、普通に美味しかった。

店の壁一面にゴールデンカムイ展のCMのフィルムとか、あとえどがいくんの話の辺りであった、最後の晩餐の絵のパロディ。あれがドンと出てて迫力あった。原作のあちこちの部分とかもコマ送りで映っててずーっと見ながら食ってました。

1品頼むとランダムで紙のコースターが貰える。杉元だけ来なくて、鯉登さんと月島さんがダブった。

全部で1万円くらいかかったな(笑)高いけどホント量があってよかったよ。

 

さあいよいよイベント会場だよ。

前のジョジョ展と同じ場所

いやーこれ見た時嬉しかったなあ~。やっと来た~って感じだった。

ヒグマは準レギュラー員だよね

後ろの初名乗りあげてるアシリパさんといい対比。

だって最初から最後まで出て来て主要メンバーは殺すしどうでもいいキャラも殺すし、ヒグマすごいよね考えてみるとね…

尾形の銃

各キャラクターのコーナーがあって、ゆかりの物が展示されてます。されてない人もいるが…

二瓶かっこいいよね

囚人たちも順番に載ってます。

二瓶かっこいいホント。

トニー

都丹も好きなんです。

出番は全部好き。最期は泣いた。でも、土方さんに別れを言えてよかった。

立体

この他に杉元と白石も立体でした。

バリッ

あれだっけ、野田サトル先生が展示が終わったらこれもらうんだっけ?これじゃなかったっけ?

バーニャ!

個人的にはスチェンカの方が好きです。あの時の月島さんマジでかっこよかった。

しかしなんでカメラ目線なんだろう。

杉元の銃だっけ?

自信がない。そのような気がする。

脅す棒

窓から出し入れして演技力を競い合う(違)

頭巾ちゃんの頭巾

フンフン。

でも作中でもあったけど、口元すごいことになってるんだろうな。痛いだろうなあ。

絶対買おうと思ってたポスター

これは長いタオルですけど。

ポスターの方も買いました。折れないようにそっと持って帰って来た。

この絵とても好きです。隣り合った同士は、特に敵だったとか味方だったというより、作中で交流があったようななかったような感じの関係の人が多いです。でも牛山とアシリパさんが隣りで、なんか涙が出ました。杉元と鶴見中尉も隣だったな。

敢えてこちら側

ここの会場限定のゲンジロさんのポストカード。敢えて切手のところを見てやってください。ごめんね光っちゃった。

貰えたコースター

これが上の方で言ってるコラボカフェでもらえるコースターです。ハハハ。順番間違った。このお菓子本当においしそうだよね。食べてみたいな。

入場の時貰えるミニ色紙

映画観に行った時ランダムで貰えるチャームとカンバッヂどちらも鯉登だったんですけどね。これも鯉登だ。今年はなんか縁起がいい気がするぞ。

どうぶつクッキー

プリントクッキーですけど、入れ物の…

こちらが表なのか裏なのか。

まあ、その裏

クッキーはあんまり甘く無くておいしかったです。

アクリルチャームアクリルスタンドアクリル…が山ほどあったけど、買いませんでした。あと刺青人皮のTシャツがあって笑った。

 

見ごたえあったし作品世界に浸れて本当に楽しかったです!

来てくれてありがとう!

ゴールデンカムイの映画観た

観てきました。
前評判が良くてよかった~と胸を撫でおろしてたんですが、実際自分で観てみてとてもよかった。正直、自分が知ってる実写化映画の中で一番良いんではないかと思います。関係ないんですがるろうに剣心を観た時「こんなにも、ワイヤーの存在を感じさせないワイヤーアクションって出来るんだ。さとうたけるすごいなあ」と思ったっけ。今回はワイヤーの出て来る場面はなかったと思いますが、やまさきけんとを代表とする役者さんの運動神経の迸りがすごかったです。団子の串をぶっ刺された後の、椅子ごとバク転、あれを実際にやっててびっくりした。そうそう、団子の串刺しシーンもなにも原作そのまんまでした。鶴見さんの馬がやられて自分でターミネーター走りした後で銃をクルってやって小指立てて「今日はやめておこう」て言うシーンとかも、和田さんの指食いちぎるシーンも、「殺せ!」「はい」ターン!もまあどこもかしこも原作でした。違うのは月島軍曹の身長くらいで。
アシリパさんが棒読みだったけど、それもアシリパさんらしいと思えた。変顔かわいかった。是非、カレーライスの時の顔もやってほしい。リスを捕まえる罠のところの指使いが良かった。ケントでは杉元はどうかなあ線が細すぎないか、と私も皆さんと同じ様に思いましたけど、思いのほか良かった。人を沢山殺してきた兵士の顔と、カワウソの頭食べづらくて苦悶する顔と両方がひとりの人間の中にあるあたりがちゃんと出ていた。「うんこじゃねーっつうの」の言い方も良かったし、ああ~トラジが杉元をぶん投げて助けてくれるシーン、泣いたわー。同じ流れで、源次郎の義理の弟が死にかけてて、カネモチ食べさせて味で源次郎だと判る。あのシーンも今度やってくれるかなあ。
そうそう、杉元が逃げ出した後のソリ戦がちょっと盛ってあったね。二階堂と月島さんの見せ場があった。もう少しでソリに辿り着くというところでアシリパさんに縄を切られて無表情で落っこちていく月島さんがまんま月島さんだった。鶴見中尉が追いつく、というところで杉元とバトンタッチしてアシリパさんが矢を射るのもかっこよかったし。全然不自然さがないのがすごいね。多分作っている人たちが完全に原作を自分たちの中に取り入れて咀嚼してるから、少し変えるにしても絶対改悪にならない、原作にきちんと添った形で変えることが出来るんだろうと思いました。
あと白石が、最初にPV観た時、鶴見さんや土方さんのはまりっぷりと比べてちょっと不安だったんですけど、動いたらとても良かった。ヌッタァァァ「妖怪?」のところとか。早くこの白石の、頭巾ちゃんに脚撃たれてギャーってなるシーンとか、房太郎との会話とかが観たい。
牛山の裸体はあの感じであってるんだろうか。おっぱいがすごいけど。早く彼の大暴れが見たい。今回は全然だったので。早く熊を投げ飛ばしたり、いとも平然と「よいしょっ」瓦礫を覆すところとか観たい。最後の大暴れは観たくない(涙)
早く次が観たいばかり言ってますけど、ちゃんとキロランケとかインカラマッちゃんとか予告で出てたもんね。作るんだもんね。観たいと言ってもいいんだもんね。いやしかし、全部やったら全十回になるよね。どうするんだろうね。これだけ原作を大切に映像化してたら全十回くらいになるよね。カット出来るのはアネハタのところくらいだろう。ああ、宇佐美やるの誰だろう!鯉登は?ワクワクする!
あとフチがまんまフチで笑った。声もフチだった。フチのためにも次をはよ作って!
まあ、形兆を殺したのがラスボスとかの時短をかました挙句永遠に上映されないVOL2、という前例もありましたが、ゴールデンカムイはそういうことにはならないで済むだろう。期待して待ちます。

映画鑑賞記念に「中身は誰かなアクリルチャーム」と「中身は誰かなカンバッヂ」を買って開けてみたらどちらも鯉登さんでした。映画に出てないのに(笑)杉元のマフラーをイメージしたエコバッグを買ったのでこれに付けてちょっとイタい感じにして、今月いよいよ開催のゴールデンカムイ展に行こうと思いまーす!

 

野田サトル先生は沢山来た実写化の話、でも待って待って「よし、これなら」という人たちに委ねて、まさに大正解の作品が出来上がって本当に良かった。
なんだかひどく不幸な事件があったようですが、あのー、基本的に実写化はまず絶対に「これじゃない」代物になるんだから、許可しないのが正解だと思う。実写化よりはアニメ化か、パチンコ台の許可の方がまだいいんではなかろうか。

今年もありがとうございました

随分間が空いてしまっておりました。
職場が今年の夏の始めからとんでもないゴタゴタ続きで、結局わたくしが管理職をやることになりました。とんでもない話です。わたしゃ現場のことしか知らんのに。言葉の意味からして知らんのに。人材が居ないって怖い。こんなのに管理職やらせるなんて。
でも「辞退します」と言って再び履歴書を書くのも億劫だし、また一からよその会社に染まる体力も気力もなく、仕方なく引き受けました。就任したらすぐさま成績がどうとかチクチク言われ始め、営業のやり方がどうとか(略)来年の戦略がどう(略)
コンビニのある無人島に逃げたい。

 

うっかり虹捜索の時間も削られてしまい今年はまだクリスマスのいちゃいちゃ話も打てていません。今日も仕事場でこれを打っています。この後ちょっとやりたいと思います。
とにかく、来年も虹の力で頑張ってまいりますので宜しくお願い申し上げます。
皆様良いお年を。

あばよ!おれの

コブラ
ビーティー先生が亡くなってしまった。なんかもう、次から次へとという感じです。コブラのテレビ版の声を演じたのざわなちさんもクリボーのコバヤシさんも原作者のビーティー先生も亡くなってしまってもう誰も居ない気持ち。
でも今回より、やっぱりのざわなちさんが亡くなった時の方が、コブラとお別れな気持ちでした。ところで前にも言ったけど私は映画のコブラが大好きです。あんまり評価されてないんですが映画のコブラ好きなんだけどなあ。宇宙の広さと寂しさ、あてどなさ、たとえ敵も味方も誰ひとり居なくなってしまってもひとり虚空を進んでいくコブラの強さみたいなのが良く出てたと思うんですが。そしていろいろ言われてましたけどまつざきしげるコブラも良かったよ。そりゃ演技が上手とは言えなかったけど、雰囲気。余韻。キャラクターの感情が伝わってくるその辺り。テレビが終わって随分経ってから作られたアニメはOVAなのかな?あれのオープニングのどれかとエンディングをまつざきしげるが歌っていて、とても良かった。コブラっぽかった。映画の主題歌もしげるが歌ってて、あれもすごく好きである。突然ですが、しげるって歌うまいね。何を今更ですが、カラオケで歌ってみるとしげるのうまさがよくわかるよ。男で、高いキーの歌を歌える人っていろんなタイプが居ると思います。おだかずまさタイプ。まつやまちはるタイプ。ひらいけんタイプ。ヒゲダンタイプ。しげるがどんなタイプかとっさにわかりませんが、「自由に、地声で、余裕をもって音を叩きだせて、歌の世界を語れる」って目線では、しげるは結構上位ではないだろうか。誉め過ぎ?
寂しくなってようつべとかにこにことかで「コブラのヒューッ!なシーン」とかを観に行って、やはり皆さん「ご冥福をお祈りいたします」なコメントを寄せていて、それを見てちょっと寂しさが紛れました。SNSって良い面もあるよな、と思う。こういう時には。あと例のオープニング。「コブラじゃねーか!」とかの訓練されたコメントのやつね。しかしあれは、最初に考え出された時にはどういった流れだったのかしら。でもあれも、自分がその訓練されたコメントを打ち込んでる時って「皆に参加して大きな動きのひとつになっている安心感」を感じるんだろうなと思いました。考え過ぎでしょうか。今行って打ち込んで来ようかしら。「待て、この孤独なSilhouetteは…?」
まあ、誰かに生み出されたキャラクターは、覚えていて好きでいる人間が居る限りは死なないのである。ということで、コブラは今もレディと共にどこか宇宙の果てをタートル号で翔けているのです。

実写キャスト来たーーー

ゴールデンカムイのキャスト判明ー!

またもややまざきけんとかあー!一体何なんだ。そのうちみそらひばりだのちよのふじや郵便ポストの役もやまざきけんとがやるんじゃないか。どう思います仗助くん。「結構善戦してたんじゃね~すか?」点数甘いぞ!やまざきけんとではちょっと野性味が足りないよ、ホントにこの男なら殺しても死なないかもなと思うようなオーラがない。アシリパさんははしもとかんな以外にいるのか?と思ってましたが結構いいね。あと土方さんはたなかみん一択と思ってましたが、なんとたちひろし。ゴルゴ13。でもそれなりに見えましたね。それなりと言ったら鶴見中尉の、えーと、何だっけ。そうそう、たまきひろし。見かけは結構良くて驚いた。でも喋りだした途端にフガフガでしょうけどね。おおつかほうちゅうさんの鶴見中尉を基準にしてしまうと厳しいよね。

あと尾形がゴードンだっけ?どうなのかわからんが登場してすぐの、小型ナイフみたいなのを構える手つきが完コピで嬉しかった。

他のキャストはよく覚えてないが、誰もが「原作が好きでこの役をやりたいと思っていた」と言ってたんで可笑しくてとても嬉しかったです。

それと鯉登さんが居なかったね。そりゃ途中までしか作れないに決まってるけど、続きもやるのかしら。だったら丁寧に忠実にやって欲しい。形兆を殺したのが吉良とかのわけわからんぶん投げストーリーはやめて欲しい。

キングダムの関係者ばっかりという情報も聞きましたが私はキングダム全然観てない。どうなんでしょうか。

音楽がふにゃふにゃロックではありませんように。

でもとにかくワクワクしたー。来年頭は実写映画とゴールデンカムイ展と、アニメ最終期もそろそろ。うわー嬉しい嬉しい!励みになるー!

残念

仙台育英が負けてしまった~。
そりゃ、期待はしちゃうよ二連覇。でも勝負は時の運だ。仕方ない。そういうこともある。どんまい!
みんな、負けた夜は、「あそこでああしていたら…」とか思って全然眠れなかったんじゃないかなーと思いました。それともへとへとのクタクタになっていてすぐ寝たかな?ならいいのだが。
もうずっと前から、それこそ物心ついた頃から応援してますからね。最初は「お兄さんたち頑張れ」だったのがあっという間に年下の子になり、幾星霜。去年の夏ようやく報われましたが、これから先もずっと応援していくよ!そうそう、東北人は地元が負けると他の東北を応援するのが当然なんだが、それって他のところも一緒じゃないのかね?九州とか四国とかさ…あと、東北同士で当たってしまった、もったいない、残念だと地元民が嘆いていて、ひとりなんか「東北を潰し合いさせる陰謀だ」まで言ってましたが、他の地区同士だって当たってるよね。今回も「あー東北同士で当たらないといいのにー」と言いながら今やってる試合を見たら愛媛対高知だったよ。ベスト8まで同じ地区とは当たらないことにする!とか決める訳にもいかないんだから、仕方ないよね
今年は本当に特別暑かったけど、でも来年以降は戻る訳でもないんだから、いい加減8月開催は止めた方がいいのでは。こんなところで伝統は守らなくてもよろしい。日本が数十年ですっかり熱帯みたいな気候になっちまったんだから。マラリアとか流行しないでください。

つだけんさん

尾形の声をやっている方。
今朝方ワンピースをものすごく久し振りに観て、あ~もう全然話についていけないわ、誰が残ってるのかしら。相変わらずローの声はかっこいいなあ、あれ、尾形じゃないよね、違ったね。そう、リヴァイだ。リヴァイと言えばドッキリ番組でエレベーターが開いた途端につっこんでいく兵長面白かったなあ、わざわざ声を吹き込んだのかな?使用したやつを使ってるのかな?いやそれはいい。今は尾形の声の人の話。他に何をやってるんだろう。
私はあまりアニメを観ていないから全然知らない。なのでウィキ先生を見てみたら、あら!ティッツァーノの声だって。ティッツァーノとスクアーロ。…どっちがどっちだっけ。髪が茶色くて立ってるやつと金髪のストレート、スタンドがスープの中のサメと舌に生えるエンプレスみたいな。すべてがどっちがどっちだっけでございます
結果金髪ストレートで迫っていく方で舌に生えるエンプレスで水分補給のために敢えて撃たれた奴でした。ホモホモセブン。しかし、ボスの親衛隊のスタンドにしてはしょぼいよなあ。ただただあの話のためだけに考えたスタンドって感じでしたね(暴言)まあ、ゴールドエクスペリエンスレクイエムを筆頭にそういうの多いですけどね。
そういえばゴールデンカムイにはアヴドゥルさんのみやけさんが岩息の声で出ていました。「まさに」て感じでしたね。暑苦しいところも、「頑張ってるじゃないですか、そんなにぼろぼろになるまで」のあたりもぴったりだった。そして、いつだったか言った人斬り用一郎の若い頃の声が小野だいすけさんだった。苦悩っぷりがかっこよかった。他にも「あの人がこの人の声を!」はありそうだなあと思いますが。もうちょっと見てみよう。5期のオープニングはどんなのかしら、あまり3期以前のロックバンド~な感じでなくて、4期みたいなスピリットの曲にして欲しい。5期のオープニングにはきっと、列車内での乱闘シーンとか、尾形を射る時の光のない目になってるアシㇼパさんの顔とかが出てくることだろう。あの時の杉元の表情、何度か読み返した時にようやく気付いた。

トニアンジが死ぬところも悲しかったなあ。でも、トニさんも房太郎も牛山もカノさんもエドガイ君も、誰かに気持ちを託すことは出来たんだなと思うと、ちょっとほっとする。…ソフィアは?(-_-;)

やったー!!

ゴールデンカムイ展がうちの近くにもやってくるよ!嬉しい嬉しい! ジョジョのアニメ展をやったのと同じ場所ですね。いや嬉しい、本当に嬉しい。ばんざーい! グッズ買うぞ!何買おうかな、全員で並んでジャンプしてるポスターだかは絶対欲しい。あとなんかアクリルスタンドとかナントカチャームみたいなのを買う。誰のを買おうかしら。考えてみると私、誰かこの一人!っていうのが薄めである。牛山さんとか鶴見中尉とかではあるけど、他の人とそれほど差別はなく、誰が出てきても「キャー」と思う。だから誰でもいいわ。争奪戦が酷そうな尾形は最初から諦めて他の人にしよう。そうしよう。って今グッズコーナーを見てみたんですけど、そりゃあもう沢山あるのね!びっくりした。3まんえん以上もするようなやつは勿論買いませんけど、予算はいくらにしよう!困っちゃうな!今からお金貯めておかないと! 来るのは来年の2月ですけど、今からウッキウキです。その頃には実写版のキャストも決まっているだろう。泣き笑いで観に行くのであろう。なんでもよろしい。こんなに行くのを楽しみにして待つイベントは久々です。あー早く行きたいな! 今はアニメを頭から観なおしていて今は尾形の過去「たらしめが…」の辺りです。尾形がそんなに「鶴見中尉にこっちを観ていて欲しかった」人だとは思わなかった。土方でも良かったんではないの? そういえば4期も終わったんだよね。次で終わりかな?5期×13回ずつとして65話くらいですか?そうして考えてみると短いな、31巻分だもの。結構カットしたんだろうね。今はアマゾンプライムでタダで見せてくれているけど、いつなんどき事情が変わらないとも限らないので、さっさと4期まで見ておこうと思います。4期のラストってどこだろう。せいし探偵の後? 最初はあやふやな読了で申し訳ない限りでしたが、カラオケ屋に行く度に何度も読み重ねたため大分しっかり理解できてきました。最初なんて「ところでアイヌの長たちを殺したのは誰なんだっけ」でしたからな… 来月また行く予定があるのでまた読んで来る。アシㇼパさんと杉元が再会した辺りから読み返せば良いので。アシㇼパさんと初めて会って鶴見中尉の脳汁が出まくるシーンは何度見ても胸がざわざわする。あの後脱水症状起こしたんじゃなかろうか。

時々思い出しては嬉しくなっとります。早く冬にならないかな!ふふっ!